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河口湖温泉(富士河口湖町)2024年1月宿泊

ラビスタ富士河口湖 宿泊記 — 南仏プロヴァンス風の丘の上から、富士山を独り占め

宿名
ラビスタ富士河口湖(共立リゾート)
部屋
ラビスタスイート(定員4名・56平米・富士山ビュー)。バルコニーから富士山を望む
風呂
大浴場「漲山の湯」(内湯・露天・サウナ)。温泉は内湯。貸切風呂4つと椅子式岩盤浴は空いていれば無料
食事
夕食はフレンチ風のフルコース(2部制)。朝食はビュッフェ
泉質・湯
カルシウム・ナトリウム-硫酸塩温泉(河口湖温泉)
貸切風呂
4種類(レンガ・石・竹・モザイクタイル)。予約不要・空いていれば何度でも無料。うち1つは温泉ではない
駐車場
あり。電車の場合は河口湖駅から送迎あり(所要20分弱・時刻固定のため要確認)

2024年1月に実際に宿泊した体験に基づく記事です(最終更新: 2026-08-10。プラン内容・料理・風呂の時間帯・設備なども宿泊時点のもので、その後変わっていることがあります。最新の内容は宿の公式サイトや各予約サイトでご確認ください。

河口湖を見下ろす丘の上に、オレンジ屋根と黄色い壁の建物群。ラビスタ富士河口湖は「南仏プロヴァンスをイメージした」と掲げるリゾートホテルで、館内に一歩入ると温泉宿というよりヨーロッパの田舎町に迷い込んだような気分になります。それでいて無料の貸切風呂や湯上がりアイスといった共立リゾートらしいサービスはしっかり健在。2024年1月、河口湖の冬花火の時期に宿泊した体験をレポートします。

石壁に掲げられたHotel & Spa Resort LA VISTA 富士河口湖の看板。上部を蔦の緑が覆う
石壁と蔦に囲まれた入口の看板。この時点でもう南仏の空気です
オレンジ色の瓦屋根と黄色い壁のラビスタ富士河口湖の建物。冬の青空と針葉樹の山を背にアーチ状のバルコニーが並ぶ
丘の斜面に沿って建物が連なります。アーチのバルコニーが特徴的

チェックイン — フロントから富士山と河口湖を一望。ドリンクサービスが充実

フロントのあるラウンジに上がると、大きな窓の向こうに富士山と河口湖が並んで見えます。チェックイン前からこの眺めはずるい。窓際の椅子には大きなテディベアが座っていて、記念撮影スポットになっていました。

ラウンジのアーチ窓越しに富士山と河口湖の街並みを望む。窓際の椅子に大きなテディベアが2体座っている
フロント横のラウンジ。窓の外に富士山と河口湖、窓際にはテディベア

うれしいのがドリンクサービスの充実ぶりです。ウェルカムドリンクの葡萄ジュースは濃厚で絶品。ほかにゆずの水、24時間使えるコーヒーマシンがあり、さらに夕方には赤と白のワインまで無料でいただけました。山梨のワイン県らしいもてなしです。

赤い壁と暖炉のあるラウンジバー。カウンターにワインボトルとグラスが並ぶ
暖炉のあるラウンジ。夕方はここでワインの無料サービスがあります

ひとつ知っておきたいのは、15時のチェックイン開始直後はフロントがかなり混み合うこと。急がない場合は少し時間をずらすとスムーズです。

部屋 — ラビスタスイート。バルコニーの正面に富士山

今回は奥の建物の3階にあるラビスタスイート(定員4名・56平米)に2人で宿泊しました。リビングと寝室が分かれたゆったりした間取りで、暖炉風の飾りやアイアンの照明など、部屋の中までプロヴァンスの世界観が徹底されています。冷蔵庫には水とオレンジーナ。この徹底ぶりには笑いました。

ラビスタスイートのリビング。暖炉風の飾り棚とテレビ、ストライプのソファ、窓の外のバルコニーに富士山が見える
リビングの窓の正面に富士山。ソファからずっと眺めていられます
漆喰壁の寝室にツインベッド。オレンジのベッドスローと緑の花柄クッションが置かれている
寝室はツインベッド×2の4人対応。漆喰の壁がプロヴァンス風です

バルコニーに出ると、目の前にどーんと富士山。オレンジ瓦の屋根越しに見る富士山は、日本にいながらどこか異国の風景のようでした。なおこの部屋から河口湖は見えないので、湖の眺めも楽しみたい人はラウンジや大浴場でどうぞ。部屋の内風呂は温泉ではありません。

部屋のバルコニーから見た富士山。アイアンの柵とテーブルセットの向こうに雪化粧の富士山がそびえる
バルコニーからの富士山。この眺めだけで泊まる価値があります

館内の共用部もいちいち凝っていて、レンガ張りのアーチ天井の廊下など、散策するだけで楽しい造りです。

レンガ張りの壁とアーチ天井が続く館内廊下。石畳風の床にランタン風の照明が灯る
レンガとアーチ天井の廊下。ホテルというより街の路地のようです

風呂 — 大浴場の露天から富士山。無料の貸切風呂4つと岩盤浴

大浴場「漲山の湯」は内湯・露天・サウナの構成で、男女の入れ替えはありません。温泉(カルシウム・ナトリウム-硫酸塩温泉)が使われているのは内湯で、露天からは富士山がよく見えます。

そしてこの宿の目玉が、無料の貸切風呂4つ。レンガ・石・竹・モザイクタイルと趣の異なる風呂が並び、予約不要で空いていれば何度でも入れます。系列の宿と同じ方式で、岩風呂など日本旅館らしい湯船をプライベートに楽しめるのが良いところ。ただし4つのうち1つは温泉ではなかったので、泉質にこだわる人は入る前にチェックを。椅子式の岩盤浴もあり、こちらも無料。じんわり長く入れて、かなり汗をかきました。

風呂上がりには冷凍庫にアイスキャンディーが用意されています。これも共立リゾートおなじみのサービスで、何度入っても風呂上がりが楽しみになります。

夕食 — フレンチ風フルコース。窓側の席から冬花火まで見えた

夕食は17時半と19時半の2部制で、チェックイン時に時間を選びます。今回は混雑日だったようで19時半のみ。早い時間に食べたい場合は、チェックイン開始と同時に手続きするのがよさそうです。

料理はフレンチ仕立てのフルコース。魚も肉も出る本格的な流れの中に、コロッケのような親しみやすい皿も挟まるちょっと面白い構成で、デザートまで美味しくいただきました。

白い角皿に盛られた鶏肉のロースト。ソースと彩り野菜の天ぷらが添えられている
コースの一皿。ソースはフレンチ、付け合わせに和の揚げ物という面白い組み合わせ
白い丸皿に粉糖をまとったフォンダンショコラといちごのソルベ、ミントが盛られている
デザートはフォンダンショコラといちごのソルベ

この日はちょうど河口湖の冬花火の開催日。窓側の席だったおかげで、食事をしながら花火まで見ることができました。打ち上げに合わせてレストランの照明を落としてくれる粋な配慮も。冬花火は例年1月中旬〜2月中旬の週末開催なので、狙って予約する価値があります。

レストランの窓越しに見える河口湖の冬花火。湖面に白い花火の光が映る
レストランの窓から見えた河口湖の冬花火。照明を落としてくれました

ひとつ心残りだったのが、共立リゾート名物の夜鳴きそばを逃したこと。この宿には定番の醤油に加えてトマト味があるそうで、次に泊まったら必ず食べたいと思っています。提供時間は夜遅めの時間帯なので、夕食が19時半の回でも十分間に合うはずでした……。

朝食 — ビュッフェと朝焼けの富士山

朝は早起きの価値があります。日の出の時間帯、オレンジ瓦の屋根越しに朝焼けの富士山が見えました。

朝焼けの空を背にした雪化粧の富士山。手前にオレンジ色の瓦屋根と針葉樹が見える
朝焼けの富士山。瓦屋根越しの構図が南仏と日本のハイブリッドです

朝食はビュッフェ形式。和洋の品数はしっかりあり、落ち着いた内容です。個人的なおすすめは、ウェルカムドリンクと同じ濃厚な葡萄ジュースが朝食にも出ること。フレンチトーストやサラダと合わせて、朝からしっかりいただきました。

朝食ビュッフェのトレー。フレンチトースト、サラダ、オムレツ、葡萄ジュースと牛乳が並ぶ
朝食ビュッフェ。左上の濃い紫色が名物の葡萄ジュースです

アクセス

河口湖の北岸、湖を見下ろす丘の上に建っています。中央道・河口湖ICから河口湖大橋を渡って15分ほど。チェックインは15時、チェックアウトは11時です。電車の場合は河口湖駅から送迎があり、所要20分弱。時刻が決まっているようなので、予約時に確認しておくと安心です。

まとめ — こんな人におすすめ

「富士山を見ること」を旅の主役にしたい人に、まっすぐおすすめできる宿です。ラウンジ・部屋・露天風呂・朝焼けと、滞在中ずっと富士山がそばにある贅沢は替えがききません。無料の貸切風呂4つと岩盤浴、ワインや葡萄ジュースのドリンクサービスなど「泊まってからの楽しみ」が多いのも魅力。カップルにも家族にも合いますが、特に冬の花火シーズンの週末は、夕食を窓側で楽しめれば最高の一晩になります。河口湖・富士吉田エリアの観光やドライブと組み合わせて、ぜひ連泊気分でのんびり滞在してみてください。

ラビスタ富士河口湖(共立リゾート)のよくある質問

Q. 貸切風呂は無料ですか?
A. レンガ・石・竹・モザイクタイルの4種類があり、予約不要で、空いていれば何度でも無料で入れます。入口の表示で空きを確認して入る方式です。なお4つのうち1つは温泉ではありませんでした。椅子式の岩盤浴も無料で利用できます。
Q. 部屋から富士山は見えますか?
A. 部屋タイプによります。今回泊まった富士山ビューのラビスタスイートはバルコニーの正面に富士山が見えました(河口湖は見えません)。フロントのあるラウンジからは富士山と河口湖の両方を一望できます。予約時に「富士山ビュー」表記のある部屋を選ぶのが確実です。
Q. お湯はどんな泉質ですか?
A. カルシウム・ナトリウム-硫酸塩温泉(河口湖温泉)です。温泉が使われているのは大浴場の内湯で、露天風呂からは富士山がよく見えます。サウナもあります。
Q. 夕食は何時からですか?
A. 17時半と19時半の2部制で、チェックイン時にどちらかを選びます。混雑日は遅い回しか残っていないこともあるので、早い時間に食べたい場合は早めのチェックインがおすすめです。夜には共立リゾート名物の夜鳴きそばもあり、この宿には定番の醤油に加えてトマト味があるそうです。
Q. 車がなくても行けますか?
A. 河口湖駅から送迎があります(所要20分弱)。時刻が決まっているようなので、本数や予約の要否は予約時に宿へ確認してください。