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定山渓温泉(札幌)2023年9月・2024年9月(計2回)宿泊

定山渓 ゆらく草庵 宿泊記 — 全室温泉風呂つき、無料の貸切露天4つを湯めぐりする宿

宿名
定山渓 ゆらく草庵
部屋
国道側の客室(全室に天然温泉の客室風呂つき)
風呂
大浴場「岩蕗の湯」(檜内風呂・露天・岩風呂・壺湯・サウナ等)と、無料・予約不要の貸切露天風呂4つ(閑・悠・静・寂)、全室の客室温泉風呂
食事
夕食は和会席(2部制)。朝食は和定食の膳(宿泊時。現在の公式案内はビュッフェ形式)
泉質・湯
ナトリウム-塩化物温泉(低張性中性高温泉)
駐車場
無料(立体約60台+平面7台)。無料送迎バスあり(予約制)

2023年9月・2024年9月(計2回)に実際に宿泊した体験に基づく記事です(最終更新: 2026-08-27 / 料金・プランの最終確認: 2026-08-27)。プラン内容・料理・風呂の時間帯・設備なども宿泊時点のもので、その後変わっていることがあります。最新の内容は宿の公式サイトや各予約サイトでご確認ください。

部屋の風呂も温泉、貸切露天は4つとも無料、大浴場には壺湯からサウナまで——定山渓の「ゆらく草庵」(共立リゾート)は、館内だけで湯めぐりが完結してしまう宿です。2023年9月と2024年9月の2回、どちらも旅籠屋 定山渓商店と組み合わせた定山渓2連泊の一泊として泊まりました。

定山渓 ゆらく草庵の外観。曇り空の下、バルコニーが連なる7階建ての建物を見上げる
ゆらく草庵の外観。定山渓温泉東の温泉街に建ちます
1回目(2023年9月)の滞在。客室温泉と貸切露天の湯めぐりを通しで撮っています

館内 — 和モダンで落ち着いた設え

ロビーには銀杏柄のアームチェアが並び、照明を絞った和モダンの設え。チェックインは15時、チェックアウトは11時です。

ゆらく草庵のフロントロビー。銀杏柄の布張りアームチェアが並び、木の格子と照明が落ち着いた雰囲気をつくる
フロントロビー。銀杏柄の椅子と木の格子が印象的です

部屋 — 客室風呂が温泉。ボタンひとつで湯が張れる

泊まったのは2回とも国道側の部屋です。この宿の主役は何と言っても全室についている天然温泉の客室風呂。木の湯船に、ボタンひとつで温泉の湯を張れる仕組みで、これが実に便利です。思い立ったときにすぐ入れるので、私たちはチェックアウトのギリギリまで浸かっていました

客室の温泉風呂。木の湯船に湯口から勢いよく温泉が注がれている。窓の外にブラインド越しの光
客室の温泉風呂。ボタンひとつで湯張りできます
朝の光が差し込む客室の温泉風呂。満たされた湯面に窓からの光が反射している
朝風呂も部屋で。チェックアウト前の一浴が贅沢です

部屋にはドリップ式のコーヒーも用意されていて、湯上がりの一杯が楽しめます。

丸い木のテーブルに置かれたコーヒーサーバーと、陶器のカップに注がれたコーヒー
部屋で淹れるコーヒー。風呂上がりに

貸切露天4つ — 無料・予約不要。狙い目は夜中と早朝

もうひとつの目玉が、4つの貸切露天風呂(閑・悠・静・寂)がすべて無料・予約不要で使えること。空いていれば何度でも入れる先着順の仕組みで、私たちは2回の滞在で4つすべてに入りました

貸切露天風呂。六角形の檜の湯船に湯が張られ、木の湯口から湯が注ぐ。奥には緑の茂み
貸切露天のひとつ。緑を眺めながら独り占めできます

人気なので、日中〜夜の良い時間帯は待ちが発生することもあります。ただ、宿泊時は時間を気にせず使えたので、夜中や早朝を狙うとすんなり入れました。客室風呂・大浴場と合わせて、滞在中ずっと「次はどの湯にしようか」と考えていられる宿です。

大浴場「岩蕗の湯」 — 広くて快適

大浴場「岩蕗の湯」は、檜内風呂・露天風呂・岩風呂・露天壺湯・岩盤浴・サウナなどが揃う構成。実際に入った印象も広くて快適でした。泉質はナトリウム-塩化物温泉(低張性中性高温泉)です(浴場内は撮影していないため写真はありません)。

湯上がりには、木のカウンターが気持ちいい湯上がり処「然」でひと休みできます。

湯上がり処。白い壁に木のカウンター席とテーブル席が並ぶ明るい空間
湯上がり処「然」。夜鳴きそばはここで提供されます

夕食 — 和会席。牛肉のしゃぶしゃぶが美味しい

夕食は和会席で、17:30〜と20:00〜の2部制。私たちは第二部を利用しました。

夕食の卓。二段の台に牛肉の皿と野菜が載り、手前に石の鍋が湯気を立てる
しゃぶしゃぶの用意が卓に。二段の台に肉と野菜が載ります

主役は牛肉のしゃぶしゃぶ。これが特に美味しかったです。

二段の台の上段に、サシの入った牛肉のスライスが笹の葉とともに盛られている。下段には野菜と麩
サシの入った牛肉。この夕食の主役です
石の鍋でしゃぶしゃぶをする様子。だしの中に肉と野菜、うどん。手前の簀の子に焼き魚ととうもろこし、枝豆
鍋でしゃぶしゃぶ。焼き物の皿も並びます

お造りやデザートまで、会席の流れも楽しめます。

横長の白い皿に盛られたお造り。帆立の貝殻の器、白身、まぐろ、飾り切りの蓮根などが一列に並ぶ
お造り。細長い皿に数種盛り
黒い盆にのったデザート。赤い器にシャインマスカットとクリーム、脇に楊枝を添えた小さな菓子
デザート。ぶどうとクリームの一品

あげいもと夜鳴きそば — 第二部の空腹を埋めてくれる無料サービス

第二部だと夕食が20時からになるので、それまでの小腹対策も用意されています。ラウンジには**「あげいも」の無料サービス**(おひとり様1カップ)があり、掲示にも「ご夕食前の小腹に…」とある通り、第二部の人にちょうどいいおしのぎです。

ラウンジのあげいもコーナー。「ご夕食前の小腹に…あげいも」の掲示と、保温器に入ったあげいも。奥の棚に洋酒の瓶が並ぶ
ラウンジのあげいもコーナー。おひとり様1カップの無料サービスです

さらに22時〜23時には、湯上がり処「然」で夜鳴きそばの無料提供もあります。2回目の滞在では、あげいもも夜鳴きそばもいただきました。共立リゾートらしい無料サービスの充実ぶりです。

朝食 — 和定食の膳(宿泊時)

朝食は、宿泊時はビュッフェではなく和定食の膳での提供でした。小鉢が並ぶ膳をゆっくりいただけます。※現在の公式サイトではビュッフェ形式(7:00〜10:00)の案内になっているので、最新の提供形式は予約時にご確認ください。

朝食の膳。ご飯と蓋つきの椀、小鉢が数多く並び、奥の焼き台で鮭とししゃもを炙る
1回目(2023年)の朝食。小鉢がずらりと並びます

2回目は窓の外に定山渓の山と温泉街を望む席で、景色ごと味わう朝食になりました。

大きな窓の外に緑の山と温泉街の建物が見える席に、朝食の膳が並ぶ
2回目(2024年)の朝食。窓の外は定山渓の山です
2回目(2024年9月)の滞在。プロジェクションマッピングの様子も撮っています

定山渓のイベントと組み合わせる

2回目の滞在では、定山渓温泉街のイベントとして開催されていたプロジェクションマッピングを見に行きました。会場は宿から歩いて20分弱。温泉街に泊まっているからこそ、夜のイベントに歩いて行けるのが良いところです。開催時期・内容は年により変わるので、訪問時期のイベント情報は定山渓観光協会などでご確認ください。

アクセス

2回とも車で行きました。宿の案内では札幌市街から約45分、道央道・北広島ICから約1時間5分。駐車場は無料(立体約60台+平面7台)です。冬季(12月〜4月上旬)は冬タイヤまたはチェーンが必須とされています。

車がない場合は、予約制の無料送迎バスがあります(詳細・予約は宿の専用フォーム)。公共交通機関なら地下鉄南北線・真駒内駅からじょうてつバスで約40分、または予約制の「かっぱライナー号」で約55分、「白糸の滝」バス停から徒歩約5分です。

まとめ — こんな人におすすめ

風呂に何度も入りたい人のための宿です。ボタンひとつで湯を張れる客室の温泉風呂、無料・予約不要の貸切露天4つ、壺湯やサウナまで揃う大浴場。チェックインからチェックアウトまで、文字通り湯に浸かりっぱなしで過ごせます。あげいもや夜鳴きそばの無料サービスも、湯めぐりの合間の楽しみになります。

私たちは2回とも旅籠屋 定山渓商店との定山渓2連泊で泊まりました。焼肉の旅籠屋、湯めぐりのゆらく草庵と性格がはっきり違うので、連泊でも新鮮に楽しめる組み合わせです。札幌から45分でこの湯環境は、定山渓を拠点にした北海道旅の宿として十分な理由になります。

定山渓 ゆらく草庵のよくある質問

Q. 貸切風呂は本当に無料ですか?予約は必要ですか?
A. 4つの貸切露天風呂(閑・悠・静・寂)はすべて無料で、予約不要の先着順です。空いていれば何度でも入れます。私たちは2回の滞在で4つとも入りました。人気なので待ちが発生することもありますが、夜中や早朝は空いていて狙い目でした。
Q. 客室のお風呂は温泉ですか?
A. 全室に天然温泉の客室風呂がついています。ボタンひとつで湯を張れるので使い勝手がよく、私たちはチェックアウトのギリギリまで浸かっていました。泉質はナトリウム-塩化物温泉です。
Q. 大浴場はどんな構成ですか?
A. 大浴場「岩蕗の湯」には檜内風呂・露天風呂・岩風呂・壺湯・サウナなどが揃っています。実際に入った印象としても広くて快適でした。客室風呂・貸切露天と合わせて、館内だけで湯めぐりが完結します。
Q. 夕食はどんな内容ですか?
A. 和会席です。提供は2部制(17:30〜/20:00〜)で、私たちは第二部を利用しました。牛肉のしゃぶしゃぶが特に美味しかったです。第二部だと夕食まで時間が空きますが、ラウンジに「あげいも」のおしのぎサービスが用意されていました。
Q. 無料サービスにはどんなものがありますか?
A. 夕食前の小腹満たしに「あげいも」(おひとり様1カップ)、22時〜23時には湯上がり処で「夜鳴きそば」が無料で提供されます。2回目の滞在ではどちらもいただきました。
Q. 朝食はビュッフェですか?
A. 現在の公式サイトではビュッフェ形式(7:00〜10:00、最終入場9:00)の案内です。私たちが宿泊した2023年・2024年は和定食の膳での提供だったので、提供形式は時期により変わる可能性があります。最新の情報は予約時にご確認ください。
Q. 車がなくても行けますか?
A. 予約制の無料送迎バスがあります(詳細・予約は宿の専用フォーム)。公共交通機関の場合は、地下鉄南北線真駒内駅からじょうてつバスで約40分、または予約制の「かっぱライナー号」で約55分、「白糸の滝」バス停から徒歩約5分です。