東名・新東名を西へ、伊豆縦貫道に入ればもう伊豆は目の前。このルートのテーマは「伊豆の玄関口でひと呼吸、修善寺でしっとり」です。まずは道の駅で伊豆の物産とめんたいこに目移りしながら休憩し、仁田の古民家カフェで季節替わりのケーキに舌鼓を打つ。伊豆の国市のいちご専門店でひと足早い糖分補給を済ませたら、修善寺に着いて、こぢんまりとした古刹を静かに巡り、夜は昭和レトロな洋食屋でボリューム満点のカツを頬張る——初日は食べて巡って、あとは1200年の歴史を持つ修善寺温泉の湯にとっぷり浸かるだけ、という欲張りな一筆書きです。
このルートで巡るスポット
- 道の駅 伊豆ゲートウェイ函南 — 伊豆半島8番目の道の駅、隣にはめんたいパークも
- irodori(函南・仁田) — 古民家カフェで、季節替わりのケーキをひと休み
- いちごBonBonBERRY 伊豆の国factory — 道の駅 伊豆のへそで、濃厚いちごソフトを
- 修禅寺 — 修善寺温泉の名の由来となった、こぢんまりとした古刹
- 修善寺no洋食屋 — 昭和レトロな空間で、ボリューム満点のカツを堪能
- 修善寺温泉(竹林の小径・独鈷の湯) — 夕食後は温泉街をそぞろ歩いてから宿へ
ルート詳細
1. 道の駅 伊豆ゲートウェイ函南
- タイプ: 道の駅
- 滞在目安時間: 30〜45分
- 見どころ: 伊豆縦貫道を降りてすぐ、狩野川のほとりに広がる伊豆半島8番目の道の駅。伊豆の海の幸・山の幸が並ぶ直売所は、旅の始まりに地元の空気を感じるのにちょうどいい規模感で、何度立ち寄っても飽きません。天気が良ければ富士山も望め、幸先のいいスタートを切れます。隣接する「めんたいパーク伊豆」では出来立ての明太子や加工品が並び、工場見学もできるので、休憩ついでにお土産を探すのにも便利です。伊豆へ向かう最初の一杯(お茶でもコーヒーでも)はここで調達して、この先の道中に備えましょう。


2. irodori(函南・仁田)
- タイプ: カフェ
- 滞在目安時間: 45〜60分
- 見どころ: 道の駅から車で10分ほど、伊豆仁田駅にほど近い住宅街の中に、築年数を重ねた古民家をそのまま活かしたケーキカフェが佇んでいます。看板は季節ごとに表情を変えるケーキで、いちごが出回る季節に登場する、まるごといちごをチョコレートでコーティングした「いちごショートケーキ」は絶品の一言。静かで落ち着いた空間づくりを大切にしているお店なので、小さなお子様連れの場合は事前に利用条件を確認しておくと安心です。駐車場はありますが台数が限られるため、時間帯によっては少し待つこともあります。


3. いちごBonBonBERRY 伊豆の国factory
- タイプ: スイーツ
- 滞在目安時間: 30〜45分
- 見どころ: irodoriから車で15分ほど南下すると、伊豆の国市の道の駅「伊豆のへそ」に到着します。お目当ては敷地内のいちご専門店「いちごBonBonBERRY 伊豆の国factory」。真っ赤な外壁に描かれた大きないちごのイラストが目印で、看板メニューはピンク色が鮮やかないちごソフトクリーム。ミルクとのマーブル模様になっていて、見た目以上に濃厚な味わいです。イートインスペースでは、いちごをふんだんに使ったミルフィーユやケーキも楽しめ、伊豆の国市がいちごの名産地であることを実感できます。函南から修善寺へ向かう道中のちょうど中間地点なので、ここでいちご分を補給してから残り半分の道のりへ。



4. 修禅寺
- タイプ: 観光
- 滞在目安時間: 20〜30分
- 見どころ: 807年に弘法大師が開いたと伝わる古刹で、「修善寺」という温泉地の名前そのものの由来になったお寺です。境内はこぢんまりとしていて、参拝だけなら20分もあれば十分。派手さはありませんが、1200年余りの歴史を持つ温泉街の起点として、修善寺散策では素通りせずに一度は立ち寄ってほしい場所です。本堂前の石段を上ると、桂川沿いに広がる温泉街の屋根並みが見渡せ、これから歩く街の雰囲気を先取りできます。

5. 修善寺no洋食屋
- タイプ: グルメ
- 滞在目安時間: 60〜90分(夕食)
- 見どころ: 修善寺温泉の入口、修善寺総合会館の一角にある、昭和レトロな雰囲気を残す洋食屋。掘りごたつや座布団の効いた和の空間で洋食をいただくという独特の居心地の良さがあります。実際に注文したのはボリューム満点のカツで、サクサクの衣とジューシーな肉質に大満足。同席者が頼んだエビフライも見るからに美味しそうで、次に訪れるときはそちらも試したいところです。ディナーは17:00〜19:30、月・火曜が定休日なので、修善寺に着いたその足で夕食に、というスケジュールがちょうどよく収まります。駐車場は隣接する修善寺総合会館のものが利用でき、台数も多いので停める場所に困りません。


6. 修善寺温泉(竹林の小径・独鈷の湯)
- タイプ: 温泉
- 滞在目安時間: 日帰りなら60〜90分/宿泊なら翌朝まで
- 見どころ: 洋食屋から歩いてすぐ、桂川に架かる橋のたもとに独鈷の湯があり、そこから続く竹林の小径は、夜になるとライトアップされて幻想的な雰囲気に包まれます。満腹のお腹を抱えての腹ごなしにちょうどいい距離感で、昼間とはまったく違う表情の竹林を静かに歩けるのは、修善寺に泊まった人だけのご褒美です。1200年の歴史を持つ古湯はしっとりと落ち着いた温泉宿が多く、渓流のせせらぎを聞きながらの夜こそ、このルートの本当のゴール。

まとめ
道の駅で伊豆の物産をひやかし、古民家カフェで季節のケーキに癒され、いちご専門店で糖分補給をしてから、古刹を静かに巡り、昭和レトロな洋食屋でボリューム満点のカツを頬張る。そして最後は、夜にライトアップされた竹林の小径を歩いて宿へ——伊豆の玄関口から修善寺までの短い距離に、食と歴史と湯けむりがぎゅっと詰まった一筆書きルートです。日帰りでも十分楽しめますが、竹林の小径の夜の顔は泊まった人だけの特権。週末の宿は直前だと埋まりがちなので、出発日が決まったら早めのチェックをどうぞ。