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東京都内(東北道・宇都宮IC〜日光宇都宮道路経由を想定)日光市街(日光温泉)

日光ICから巡る世界遺産の門前町 東照宮・ゆば御膳・天然氷のかき氷・老舗煎餅の日光街道グルメドライブルート

所要時間
日帰り〜1泊2日
距離目安
370km
おすすめシーズン
通年(門前町の紅葉は例年11月上旬〜中旬、いろは坂・中禅寺湖は10月中旬〜11月上旬。冬は人が少なく静かな社寺参拝ができるが路面凍結に注意)

立ち寄り先を経由地に入れた経路がGoogleマップで開きます。地図上のピンをタップすると、その1か所だけのナビも開けます。

東北道を宇都宮ICで日光宇都宮道路に乗り継げば、都心から約3時間で世界遺産の門前町・日光に着きます。このルートのテーマは「世界遺産と日光街道グルメ」。今市の道の駅でひと息入れてから、朱塗りの神橋、豪華絢爛の東照宮と歩き、お昼は名物のゆば御膳。午後は蔵造りのカフェで天然氷のかき氷と深煎りコーヒー、締めくくりに明治創業の煎餅店でお土産——門前町の「和」の魅力を一日でぎゅっと味わう行程です。日帰りでも回りきれますが、夕方の静かな社寺周辺をゆっくり歩くなら、温泉宿での一泊がおすすめ。実は日光市街にも「日光温泉」の湯があるのです。

このルートで巡るスポット

  1. 道の駅日光 日光街道ニコニコ本陣(今市) — 往路の小休止と、帰り道の昼食・お土産に使える日光街道の拠点
  2. 神橋 — 大谷川に架かる朱塗りの木造橋。世界遺産エリアの入口
  3. 日光東照宮 — 陽明門・眠り猫・五重塔。言わずと知れた世界遺産
  4. ゆば料理 さん・フィールド — 湯波御膳で日光名物を味わい尽くすお昼どき
  5. 日光珈琲 御用邸通 — 古民家の趣そのままのカフェで、天然氷のかき氷と深煎りブレンド
  6. 日光甚五郎煎餅本舗 石田屋 — 明治40年創業。ばらまき土産にも自分用にもはまる甚五郎煎餅

ルート詳細

1. 道の駅日光 日光街道ニコニコ本陣(今市)

道の駅日光 日光街道ニコニコ本陣の入口。お食事処の看板とジェラート店の窓、店頭の鉢植えが並ぶ
お食事処やジェラート店が並ぶ道の駅の店頭。地元産のイチゴはここで買いました

2. 神橋

大谷川に架かる朱塗りの神橋。岸には雪が残り、渓流の水が澄んでいる
大谷川の渓流に架かる神橋。冬は雪の白と朱塗りの対比が美しい

3. 日光東照宮

極彩色の彫刻で埋め尽くされた日光東照宮の陽明門を見上げる
彫刻で埋め尽くされた陽明門。「日暮の門」の異名にも納得の情報量です
回廊の梁に彫られた眠り猫。牡丹の花に囲まれて眠っている
回廊でひっそり眠る眠り猫。見逃しそうなほど小さいので探してみてください
杉木立の中をまっすぐ延びる奥宮への石段
眠り猫の先、奥宮へと続く杉木立の石段

私たちが参拝したのは2021年1月。コロナ禍がまだ続いていた時期で参拝客が少なく、冬の澄んだ空気の中、静まり返った境内をゆっくり歩けたのが強く印象に残っています。混雑期の東照宮しか知らない方にこそ、静かな季節の参拝を体験してほしいところです。

4. ゆば料理 さん・フィールド

「ゆば料理」の緑の暖簾がかかる、さん・フィールドの和風の店構え
「ゆば料理」の暖簾が目印のさん・フィールド。営業中の木札が出ていたら入りどき
湯波御膳のお膳。福ゆばの煮物を中心に、ゆばの佃煮や串ゆば、酢の物など小鉢が並ぶ
品数たっぷりの湯波御膳。中央が福ゆばとゼンマイゆばの煮物です

5. 日光珈琲 御用邸通

赤茶の瓦屋根と格子戸の古民家を改装した日光珈琲 御用邸通の外観
古い商家の趣をそのまま残した店構え。NIKKO COFFEEの看板が目印
日光珈琲のテーブルに並ぶ、いちごシロップの天然氷かき氷とコーヒー
天然氷のいちごかき氷と日光ブレンド。冬の店内でいただくかき氷も乙なものです
NIKKO COFFEEのロゴが入った白いカップに注がれた深煎りコーヒー
しっかりとしたコクの日光ブレンド。ロゴ入りカップも可愛い

6. 日光甚五郎煎餅本舗 石田屋

日光甚五郎煎餅の看板を掲げる石田屋の店構え。白い暖簾がかかる
御用邸通に建つ石田屋。「日光甚五郎煎餅」の看板が目印です

紅葉シーズンに行くなら — 見頃の目安と、いろは坂の渋滞対策

私たちが日光を歩いたのは1月ですが、言うまでもなく日光は紅葉の名所です。ただし秋の日光には渋滞という避けて通れない問題があるので、計画を立てるのに必要な情報を整理しておきます(以下は各種公開情報にもとづく計画のための目安で、私たちが秋に走った記録ではありません)。

見頃は標高で1か月ずれる

日光は標高差が大きく、紅葉が上から下へ降りてきます。例年、奥日光・戦場ヶ原は9月下旬から色づきはじめ、いろは坂と中禅寺湖が10月中旬〜11月上旬、そしてこのルートで歩く東照宮周辺の日光市街は11月上旬〜中旬。つまり「奥日光の紅葉」と「門前町の紅葉」は別の週末の話です。世界遺産の社寺と紅葉を一度に見たいなら、狙うのは11月に入ってからになります。

いろは坂の渋滞は「2〜3時間」の世界

中禅寺湖まで足を延ばすなら、覚悟しておきたいのがいろは坂の渋滞です。通常20分ほどの道のりが、紅葉のピーク時には2〜3時間かかることもあります。混雑するのはおおむね9:00〜15:00で、紅葉シーズンの土日は17:00頃まで続くことも。ピーク時は平日でも発生します。しかも日光市街から中禅寺湖へ上るのは第2いろは坂(上り専用)、戻りは第1いろは坂(下り専用)の一方通行なので、「空いている道を選ぶ」という逃げ方ができません。

対策は「前日に泊まって、朝7時前に動く」

渋滞回避の定石は時間帯をずらすことで、土日祝なら早朝7時前、平日なら15時以降が比較的すいているとされています。ここで効いてくるのが宿泊です。日光市街か奥日光に前泊しておけば、渋滞が始まる前の早朝にいろは坂を上れます。都内を朝に出発して7時前に日光へ着くのは現実的ではないので、紅葉シーズンに関しては「泊まること」がそのまま最大の渋滞対策になります。

門前町の紅葉にあわせて市街に泊まるなら、社寺まで歩ける宿が便利です。

いろは坂の上、中禅寺湖畔に泊まってしまえば、渋滞の起きる区間を前日のうちに越えておけます。

なお紅葉シーズンの日光は、宿そのものが埋まる時期でもあります。10月から11月上旬の週末を狙うなら、夏のうちに押さえておくと選択肢が残ります。奥日光は標高1,200mを超えるので、朝晩の冷え込みと、時期によっては路面状況にも備えておくと安心です。

まとめ

今市の道の駅で旅支度を整え、神橋と東照宮で世界遺産の門前町を歩き、ゆば御膳・天然氷のかき氷・老舗の煎餅と「日光の和」を食べ歩く——日光ICから半径数kmに、これだけの濃さが詰まっているルートです。日帰りでも十分回りきれますが、観光客が引き上げた夕方以降の静かな社寺周辺は、泊まった人だけが歩ける特別な時間。日光市街には日光温泉の湯をたたえた宿もあるので、ぜひ一泊して、朝いちばんの澄んだ空気の中でもう一度参道を歩いてみてください。

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